大和の大規模修繕コラム

大規模修繕と同時にバリアフリー化を検討してみませんか?

  • 2025/7/9
  • カテゴリ: 基礎知識

大規模修繕でバリアフリー化を行うべき理由

画像:大規模修繕と同時にバリアフリー化を検討してみませんか?

マンションやビルの大規模修繕は、原状回復によって快適に過ごしやすい環境を整えるとともに、建物の資産価値向上を図るのが大きな目的と言えます。しかし、完成から10年、20年と時間がたった建物は、ただ劣化や損傷の修繕を施すだけでなく、入居者や時代のニーズに対応するための工事を検討することも大切です。そのうちの一つが「バリアフリー化」の工事。超高齢社会となり、今後も高齢化が進むとされていることを考えれば、バリアフリーの対応は必須と言っても過言ではありません。今回は、マンションやビルの大規模修繕工事と同時に行いたいバリアフリー化について紹介します。

マンションの大規模修繕でバリアフリー化を考えたいポイント

マンションの大規模修繕と同時にバリアフリー化を行う場合は、以下のような改修を検討しましょう。
 

スロープ設置

エントランス部分などにスロープを設置する工事です。車いすはもちろん、ベビーカーやキャリーバッグなども通行がしやすくなります。スロープの勾配は、建築基準法やバリアフリー法によって基準が定められているため、スペースなどを考慮した適切な設計が求められます。

エントランスの自動ドアへの改修

エントランスのドアを開き戸から自動ドアへ改修することで、車いすの方や手がふさがっている方でも出入りしやすくなります。多くの方が利用しやすい環境を整えることで、建物そのものの価値向上にもつながります。

エレベーターの設置

予算にある程度余裕がある場合はエレベーターの設置を検討しましょう。高齢者や車いすの方、子育て世帯など、多くの方にメリットのある改修工事です。

補助制度を活用して負担を軽減

大規模修繕は多くの費用がかかるため、バリアフリー化工事の追加をためらう意見も少なくないでしょう。しかし、大規模修繕やバリアフリー化工事では、補助金や助成金などを受け取れる可能性があります。大規模修繕やバリアフリー化の工事で活用できる制度には以下のようなものが挙げられます。ただし、補助金や助成金の制度は、地域によって利用条件や申し込み上限などが異なるため、事前に各自治体へ確認することが大切です。また、法改正などによって制度そのものが変わることもあるため注意しましょう。
 

分譲マンション共用部分改修費用補助

マンション共用部の壁面改修や防水工事、防災対策、バリアフリー化などの設計・工事で使える補助制度です。

バリアフリー整備助成制度

マンションの共用部をバリアフリー化するのに必要な工事費用に対して、助成が受けられる制度です。段差解消や手すりの取り付け、スロープの設置といった施工が対象となります。

子育てグリーン住宅支援事業

「開口部の断熱改修」「躯体の断熱改修」「エコ住宅設備の設置」の3つの必須工事と同時に、バリアフリー改修などの工事を行うことで補助金が受け取れる制度です。

バリアフリー化で資産価値や居住価値を高める

バリアフリー化で資産価値や居住価値を高める

バリアフリー化は、今後の必要性を考えればしっかりと対応しておきたいポイントです。バリアフリー化の追加によって、費用負担が大きくなることに抵抗を感じる方もいるでしょう。しかし、大規模修繕と同時にバリアフリー化工事を行うことで、結果的に工事にかかる手間や費用の軽減が期待できます。また、補助制度を活用できる可能性もあるため、総合的に検討したうえで判断することが大切です。

大規模修繕を専門に扱う株式会社大和のYouTubeチャンネルでも、マンション内のスロープに手すりを追加するバリアフリー化のリニューアル工事に関する作業の様子を公開しています。こちらも合わせてご覧ください。

マンション内のスロープに手すりを追加するバリアフリー化工事

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