大和の大規模修繕コラム

大規模修繕で使われる、外壁塗装の塗料一覧

  • 2018/6/29
  • カテゴリ: 外壁

大規模修繕で知っておくべき、外壁塗装に使われる塗料の種類

大規模修繕で知っておくべき、外壁塗装に使われる塗料の種類大規模修繕で外壁塗装の塗り替えを行う際、どういった塗料を使うかによってその外観は大きく変わります。

一口に外壁塗装に使う塗料といってもその種類は豊富なため、どういったものがあるのかを知っておけば、業者と相談するうえで非常に役に立ちます。

そこで今回は大規模修繕で使われる、外壁塗装の塗料についてご紹介します。

外壁塗装の塗料一覧

ガイナ

セラミック系塗料の一つ。遮熱、断熱性能を持っていることで夏の暑さ、冬の寒さを抑える効果があるうえ、特殊セラミックの特徴である、音を反射、吸収する性能で遮音効果も高い塗料です。また熱や光を受け、遠赤外線を放出するため、室内空気のマイナスイオン化を進める空気清浄作用もあり、一般の住宅はもちろん、店舗・工場などさまざまな建物に使用されている塗料です。

アステック

通常、外壁は紫外線・熱・風雨などで被膜が劣化していきます。しかしアステックは最長で20年にわたり天候による劣化を防ぐといわれています。また660%以上という強い伸縮性を持っていることで、建物の動きにフィットし、仮にひび割れが発生してもその隙間にぴったりと入り込み、水の浸入を防ぐ効果もあります。

ダイヤモンドコート

外壁塗装は通常、下塗り、中塗り、上塗りの3回行います。しかしダイヤモンドコートは、そのうえにUVカットコーティングを行い、紫外線によるダメージを大幅にカットします。色褪せやひび割れはもちろん、汚れの付着やカビの発生にも強く、10年間はその美しさをキープします。またサイディングの模様を残して立体的な仕上がりを実現できるのも大きな特徴です。

プロツバル

プロツバルは遮熱効果の高い塗料であるにもかかわらず、遮熱塗料のデメリットである汚れやすさや発色の悪さはありません。また人体に有害な物質をふくんでいないため、住民がシックハウス症候群に悩むといった問題もなく、地球環境にも配慮された塗料です。

サーモアイ

使用素材がフッ素である「サーモアイウォールF」とシリコンである「サーモアイウォールSi」の2種類があります。性能自体に大きな違いはなく、どちらも赤外線反射機能があることで遮熱効果の高い塗料です。また標準カラーが28色もあり、外観のイメージを大きく変えたいといった際にもおすすめの塗料です。

1液ファインシリコンセラUV

窯業サイディング、コンクリート、モルタルといった外装材のほか、鉄、FRP、塩ビなどさまざまな素材に塗布できるのが特徴の塗料です。また刺激臭が少ない弱溶剤系塗料のうえ、塗りやすく乾燥も早いというメリットがあり、作業者にとっても扱いやすい塗料といえます。

水性シリコンセラUV

高い耐久性を持つこの塗料は、耐候性、対汚染性(上塗り)も高いうえ、中塗りでは耐シーリング汚染性と目止め効果もあり、機能性と安全性を両立しています。またサーモアイ同様、標準カラーが28色あり、つやの調整もしやすく仕上がりに優れた塗料でもあります。

どの塗料を使うかは専門家の意見を参考に

どの塗料を使うかは専門家の意見を参考に今回、ご紹介した塗料はそれぞれに特徴があり、場所、用途、目的によってどの塗料を選択するかは非常に悩むところではないでしょうか。そういった意味でも最終的な判断は、専門家と話し合って決めることをおすすめします。大和では外壁診断、カラープランニング、大規模修繕のコンサルティングも行っていますので、外壁塗装でお悩みの際は、是非ご相談ください。

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